「DVCAM」のご説明
当方のシステム詳細はこちらをクリック。
日頃のご愛顧、誠に有り難うございます。
さて、最近の時流として、デジタルビデオカメラの普及が進んでおります。
サ−キットや、特別な撮影会等にわざわざ脚を運ばなくても、高画質な映像が入手出来る
事を売り物にしてきた当方ですが、
売り物の画質面で、皆様のデジタルビデオカメラの画質を考えますと、
以前程のアドバンテ−ジは無くなって来た事を認識しております。
(民生用VX1000、XV9000、と初心者向け業務用であるDSR−200等の3CCDデジタルビデオ等との比較)
以前通りの画質アドバンテ−ジを保持する為、業務用のデジタルレコ−ダ−を導入しました。
15J/BIRSとDXC−D30(637の場合もあり)+DSR−1のドッカブルにより、マスタ−の画質が飛躍的に向上する為、
皆様への配給画質でも、民生用デジタル3CCDビデオカメラのマスタ−以上の画質を実現します。
「DVCAM」とは?
各ビデオメ−カ−が協定して定義された、民生用ミニDVを発展さらた規格です。
信号の記録トラックピッチを民生用の10ミクロンから15ミクロンに変更、信頼性を向上。
信号のサンプリング等は民生用DVと同じ規格を採用しています。
ただし、プロ用、業務用として規格された機器である為、接続するレンズ、カメラブロック
等の性能が民生用DVとは桁違いの物になっています。
カメラプロックの水平解像度はDXC−637で800本。D30だと850本に達しており、
これは現在の放送用の規格を十分にクリアする物です。
レンズも交換する事が前提になっています。
私の場合は、下の写真のフジノンレンズは採用せず、キャノンのj15BIRSという
光学30倍(エクステンダ−搭載)のレンズをドッキングさせています。
民生用のDVカメラではDVのスペックに対して、レンズとカメラブロックの性能が
劣っており、DVの本当の能力を生かしきれていません。
「DVCAM」の場合は信頼性、画質ともにプロ用として十分に通用する物になっています。
私自身、放送用のベ−タカムSP(BVW−400A)と画質を比較してみましたが、
(販売店の物です)全く引けを取らない画質に脱帽しました。
私の自宅に所有しているモニタ−では、TVの限界
を越えているので、友人所有のマスタ−モニタ−で確認した程です。
もはや、600万する放送用ベ−タカムSPカメラでも、そのアドバンテ−ジ
は、堅牢性能でしかないと思いました。
しかし、DSR−200は「DVCAM」ではありませんネ。
この様な機器が「DVCAM」の一員に加えられている事は、非常に
残念です。DSR−200の画質を見る事があっても、それを「DVCAM」
の画質とは思わないで下さいませ。
写真は通称名「DSR130」
民生と一番違う点は各パーツをドッキングさせて自由に組み合わせる事が出来る事である。
写真では一体型に見えるが、実際は単体の機器をドッキングさせている物で、ステレオのコンポの様にバラバラになる。
だから、組み合わせ方によっては、様々な撮影機材を作る事が可能で、各パーツ次第ですが価格も様々です。
この写真の場合の組み合わせでは、
レンズ部分はフジノンレンズの16倍+撮影カメラ部分がDXC−D30+テープに記録するデッキ部分がDSR−1
一番後ろに飛び出ているケースが見えますが、この部分がバッテリーを入れる部分となります。
当方のシステム詳細はこちらをクリック。
皆様へのダビング方法
ダビングの方法(民生用3CCDデジタルビデオのマスタ−と同等かそれ以上、
(VHS、S−VHS、HI8で配給)
撮影DSR−1(業務用デジタルドッカブルレコ−ダ−)をそのままDSR−30
(業務用デジタルデッキ)で再生。各ご希望フォ−マットで受けて配給。
VHSやS−VHS、HI8で配給するのに、3CCDデジタルで撮影されたDVマスタ−以上の
画質を保証するのはおかしい。
と、思われるかもしれませんが、従来のアナログテ−プフォ−マットを甘く見てはいけません。
マスタ−テ−プの画質が飛躍的に向上する為、旧来のアナログフォ−マットの本当の限界画質
を引き出します。
「絵」を見たらビックリされるでしょう。