お客様の使用されている再生デッキについて。
現在のNTSCを再生、記録するメディアとしてはVHS、SVHSが圧倒的なシェアを誇っております。
2003年に開始される地上波デジタル化以降もVHS、SVHSの優位は動かないと思います。
これについてなんら問題は無いのでずか、
再生するデッキメーカーによって、当方の提供しているテープを再生する場合に、支障が出ている事がある様です。
96年以前のタイトルに関しては、当方も今以上にお金が無かったですし、機材的にも良くありませんでした。
それに、同一のマスターテープを何度も何度も再生し、ダビングし続けていますので、マスターテープの疲労もかなりの物です。
最近はDVCAMに立ち上げてマスターの保管をしていますが、それでも過去のダビングによって低下したS/Nは帰ってきません。
97年になって機材をDVCAMへ変更、当然、再生もデジタルデッキへと変わりました。
DVCAMは同一のテープの再生耐久性を3000回以上保証しています。
それに。デジタルデータですからデータ欠損が発生する3000回以上の再生を迎えそうなテープがあった場合は、
事前にデジタルダビングしてしまえばいいわけです。
こうすると、ほぼ永久的に高画質を保てる訳です。
問題はここからです。
97年以降のタイトルは民生にしろ業務機にしろ収録はデジタルであり、再生もデジタルマスターです。
とすると、、、当方がマスターテープ上で画面欠損を認めていない場合は、完全な形でお客様にお届け出来ていないといけません。
私の受けデッキはパナソニックとビクターが主です。が、ビクターは画質が良い反面、非常にデリケートな部分があり、
自己録画自己再生でないと本来の画質を発揮できない感じがします。
一方最近のパナソニックは強力なデジタル3次元技術によって、少々のノイズなら完全に押さえ込んでしまう様です。
一長一短ありまして、どちらがいいとは言えませんが、
一応、ビクターのデッキをお持ちであって、今まで変に画質が悪かったり良かったりした経験のある方は、
今後の注文時にその旨をお申し出下さいませ。
なるべく、ビクターのデッキで受ける様に手配、準備しておとどけ致します。
尚、97年以降のタイトルで画質、画面表示、トラッキング等で問題がありました場合はご連絡下さいませ。
当方にて程度を検証し、必要であればクレーム扱いとして、再度ダビングして無料発送を行っていきます。
宜しくお願い申しあげます。
早々
press466
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